2017年1月に、一人目の息子が、私たち夫婦のもとへとやってきました。ものの見方ががらりと変わり、たくさんの気付きを与えてくれます。その気付きを、みなさんと共有したいと思っています。特に、子供との接し方や考え方に悩む親御さんに読んでいただけると幸いです。

「困った子だねぇ」のワナ

こんばんは!

 

人間の意識は、潜在意識と、顕在意識に別れていると言われています。

いわば、意識と無意識ですね。

 

計算をしたり、言葉を選んだりするのは、論理や思考に関することは、概ね意識の仕事です。物事の良し悪しの判断もしていると言われています。

筋肉を動かしたり、瞬きさせたり、呼吸をしたりするのは、無意識の仕事です。癖や思い込みを作り上げ、積み上げていくという仕事もしています。

 

だいたい、7歳ぐらいをまでは、潜在意識が活発に活動し、思い込みや自分自身、世間に対するイメージを形成していくと言われています。

めちゃめちゃ素直な子が、7歳ぐらいまで続く、という感じです。

 

なので、7歳ぐらいまでに周りに言われたことを信じるようになります。

「お前はバカだ」と言われ続けると、「私って、バカなんだ」と思い、

「あなたは天才だ」と言われることが多いと、「私は天才だ」と思い込むようになりやすくなります。

 

小さい子は言葉がわからないなんていう人もいるようですが、まぁ言葉の意味はまだ理解し切れてはいないと思いますが、相手の気持ちは1歳ともなれば汲み取れています。

 

泣いて泣いておやつをねだっている時に、

 

「困った子だねぇ」とか、「わがままな子やなぁ」とか言うと、

「私は人を困らせる人なんだ」とか、「私はわがままだ」と思うようになります。

 

じゃあ、駄々をこねている子供に対して、私はどうしたらいいのか?

「私は、とても困っている」

 

それだけでいいじゃないですか。

 

時間がなかったら、

「次の予定に間に合わないから、もう行くよ。申し訳ないね。」

 

少なくとも、

「わがままばっかり言わないの!行くよ!」

 

って、相手のせいにばっかりは、したくないと思います。

自分にしっかり責任を持った生き方をしたいと思います。

親だからといってカッコつける必要はない。

こんばんは!

 

やってほしくないことがあるときは、できるだけ具体的に理由を述べるようにしています。

 

その時に、どうしてもカッコつけた理由を言ってしまうことがあります。

 

「ほら、こっちの長袖の方がカッコいいでしょ?」→「寒なって来て風邪引かれたら面倒やから、長袖着といてくれる?」

「ほらほら、テレビ、面白いのやってるから、見てて!」→「ちょっと洗濯物を干したくて、つきまとわれたら面倒やから、テレビ見るか何かしといてくれる?」

 

などなど。

本当は自分の都合なのに、別の理由を作ってしまいます。子供は、勘付くと思います。なんだか、ショックそうに、しゅんとする姿をよく見ます。

 

自分がめんどくさいときは、正直に、「めんどくさいから」と言えばいいと思います。

その時も、めんどくさそうにいうというよりは、毅然と、「面倒だから」と言えばいいと思います。

 

かっこいい理由があれば言いますが、別に無理にいう必要はないですし、どれが本当の理由なのか、正直に生きていきたい、そんな生き方をしたいです。

やってほしくないことがある時は

こんにちは!

 

できるだけ子供に対して、自由にさせてあげたい、とは思うけれど、実際は危険がいっぱいの世の中です。

そのバランスを取るのがはなかなか厳しいのが現実です。

 

道路に飛び出す、包丁を持つ、テレビを倒す、オムツを履かない、などなど…

 

やってほしくないことは挙げ出すとキリがありません。

 

そんな時に、私が気をつけているのは、できるだけ具体的な理由も一緒に伝えるようにしています。

 

「危ないからダメ」では、ちょっとまだわかりにくいです。

 

「ダメだからダメ」理由を言ってる感じになるけど、理由になってない。

「とにかく、ダメったらダメ」理由すら言ってない笑

 

「道路に出ると、車が来て怪我をするので、歩道にいてね」

「包丁を持って、落としてしまうと、足に刺さって怪我をしたり、他の人に当たってもその人が怪我をするから、ちゃんとした場所に置いておくか、返してくれる?」

「テレビはとっても高価なもので、壊れてしまうともう買えないので、離れて見るだけにしてくれる?」

 

などなど…

 

めんどくさいですか?

大人は、ひとつひとつの減少に潜む危険性と可能性を、十分理解しています。

 

きっと、子供は、忘れています。もしくは、知らないかもしれません。

その子に対して、「危ないからダメ!」「ダメったらダメ!」は、ちょっと雑ではないでしょうか。

 

いや、たしかに、忙しかったりイライラしているときは、「もう!とりあえずあかんってば!」って言いますよ、ええ言います笑

 

でも、できる限り、理由があることに関しては、しっかり説明したい。そんな生き方をしていきたいと思います。

 

「面倒を見る」という言い方のウソ

こんにちは!

 

子供がいたって、子供がすべての生活ではないし、自分の趣味に興じたいものです。

もちろん、小さい子供がいて、私用で出掛けるとなると、親か、祖父母、ベビーシッターとなる方が必要になってきます。

 

そうなると、夫婦の会話はこうなります。

「晃生の面倒は、誰が見る?」

 

…まぁ、面倒の語源とか由来とかは置いといて。

要するに、子供のお世話は、面倒だってことです。

 

これ、もし誰かに言われたら、めっちゃ傷つきます。

 

「にったんの面倒は誰が見る?」

「…!?そんなんやったら、もうほっといてくれ!!」

 

って思ってしまいます。

 

子供も、きっと言葉に出してなくても、そう思ってると思います。

 

つい、イライラしていたり、どうしても行きたい用事があったりすると、「面倒見て、お願い!」と言ってしまいますが…

できるだけ、「晃生と一緒に過ごすのはどっち?」とか、「晃生と遊ぶのはどっち?」とか、面倒や世話、とは、違う表現を使うように心がけています。

 

その都度、言葉がけを考える生き方をしていきたいと思います。

気まずい夫婦関係をなくすために。

おはようございます。

 

子供との関係以上に大切にしたいのは、夫婦関係です。

子供は、別に私の所有物ではないので、どう生きるのかはわたしたちは関与できません。責務として、経済的自立をするまでの援助をしなければならないだけであって。

 

子供が小さい間は、どうしても夫婦自体に関する会話が減ったり、スキンシップ自体が減ったり、関係が気まずくなりがちです。

男性はもともと世話をするのが好きな生き物ではないし、女性は忙しい中、セックスをしたいと思う生き物はないらしいです。

 

気まずくなる要因の1つは、「お互いがお互いに、何をして欲しくて、何をして欲しくないかを把握していない」ことです。

 

だから、私たちは、パートナーシップをよくするためのボードを作っています。

 

夫は妻に何をしてほしいか、何をして欲しくないか。

妻は夫に何をしてほしいか、何をして欲しくないか。

 

見えるところにボードを射て、一つ一つ、ポストイットに要求を書いて貼り付けています。

 

意外と、「え?こんなことしてほしいの?」とか、「えっ、これ、喜ぶと思ってたのに…」っていうのが出てきます。

 

一度、試してみてください!

「おしょうゆ入れすぎよ!!」のウソ

こんにちは!

 

小さいうちは、加減っていうのが分かりません。

大人になると、やりすぎることを恐れて、やらなくなります。

 

うちの子ももう1歳半を過ぎ、大人とそんなに変わらない食事をしています。

 

こないだ、二人で夜ご飯を食べていた時のことです。

 

お皿の上に、豆腐を用意してあげました。

私は豆腐に醤油をぽたぽたとかけました。

 

晃生も、それを見て、まねをしてかけました。

もちろん、ぼとぼとーってかけちゃってました。かけすぎて余ってました。

 

「かけすぎ!」と、止めそうになりましたが、まぁ別にええかと思って、そのまま見てました。

 

そうすると、水が入ってるコップにも入れ出しました。

 

「しょうゆは水に入れたらあかんよ!」と、言いそうになりましたが、言うのをやめて、見守ってました。

 

そうすると、そのしょうゆで濃くなった水を、晃生は飲みました。

 

当たり前ですが、「うぉえ」って咳き込んで、不快な顔をしていました。

 

結局、その日から醤油を入れすぎることはなくなりました。

 

 

わたしたち大人は、結末を知っているが故に先回りして、

 

「醤油をかけすぎないように!」とか、

「水に入れたらあかん!」とかいうけど、

 

醤油やマヨネーズををかけすぎたからって、どうなりますか?

実際、いくらもかかりませんぜ。

せいぜい、かけすぎたって100円分ぐらいです笑

 

洗剤を水に入れて飲んだらあかんけど、醤油ぐらいなら、いいじゃないですか。マヨネーズ出しすぎるぐらい、いいじゃないですか。

 

あんまり先回りせず、できるだけ見守れるようにして生きたいと思います。

ずっとずっと、先回りなんてしてあげられないんだし、むしろ先をいっているのは子供達です。

 

お茶に醤油を入れる息子⬇︎

 

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毅然と、同じように、何度でも、説明する

こんにちは!

 

わたしたち夫婦は、結婚したって、相変わらずよく出掛けます。

スポーツをしたり、友人と会ったり。

 

ママ友も多くなって、小さい子がいるママは、なぜか夜に出掛けたがらない。不思議です。子供が小さいから…とかなんとか言うけど、子供が小さいから夜に出掛けないのはよく分かりません。

 

うちの奥さんは、よく出掛けます。仕事終わりの平日の夜でも、関係ありません。そして、それに対して私は別に特に何も思っていません。

 

もちろん、ママが出掛けている時は、私と晃生は、おうちで二人きりです。

まだまだ、「ママ〜!ママ〜ぁ!」と叫びながら、何度も、私の元へ迫ってきます。

 

ママの靴、ママのブラジャー、ママのカバン、ママの枕、ママの服…

うるうるした目で、これらのものを差し出されます。

 

「どないせーっちゅうねん笑」と思いながらも。

 

私は、同じように毅然とした態度で、

 

「ママはおでかけしてて、まだ帰ってこないよ。」

 

と言います。と、言うしかありません。

 

怒って、

 

「もう!何度、同じことを言わせるの?!」

 

って、怒りに負けて、強く言う必要はありません。

 

何度も何度も、毅然と、

 

「ママはおでかけしてて、まだ帰ってこないよ。」

「ママはおでかけしてて、まだ帰ってこないよ。」

「ママはおでかけしてて、まだ帰ってこないよ。」

 

その度に、しゅんとして去っていきますが、別に泣き叫ぶことはありません。

 

一度言って分からないから、迫ってくるのであれば、もう一度言ってあげればいいだけじゃあないですか。

怒って声を荒げる必要は全然ありません。

私は、気を反らせる必要もないとさえ感じます。

おもちゃで遊びたければ遊びますし、テレビを見たければ見るし、眠たければ寝ます。

 

「毅然とした態度で繰り返し伝えれば、いつかは理解してくれる、かもしれないし、理解できないかもしれない。でも、理解できると信じてる。」

 

そんな関わり方を続けていきたいです。