2017年1月に、一人目の息子が、私たち夫婦のもとへとやってきました。ものの見方ががらりと変わり、たくさんの気付きを与えてくれます。その気付きを、みなさんと共有したいと思っています。特に、子供との接し方や考え方に悩む親御さんに読んでいただけると幸いです。

「なんども言わせないで」のウソ

小さな子供と過ごしていると、苛立ちを覚えたり、腹が立つことはよくあります。

 

例えば、

 

ティッシュを使いもしないのに、何枚も何枚も出す

・携帯電話をかじる、なめる、落とす

・ゴミ箱を漁る

・棚の中のものを全部出す

 

 

こんな時に、ついつい、

 

「もう!昨日も言うたやん!何度も言わせないでよ!」

 

と、言いたくなります。

 

気持ちはわかりますが、親がするべきことではありません。

それは理想の親として、そんなことを言ってはいけないと言う意味ではありません。

 

その子が何をするのかは、その子が決めることなので、私が決められることではありませんし、本来は指示すること自体もおかしな話です。

 

なぜ、この言葉を言いたくなるのかと言うと、

 

「自分が相手を、怒りという感情を使って、子供をコントロールしたい」からなのです。

 

言葉で根気よく説明することができないと思っているので、手っ取り早く、怒りという感情を使って、子供をコントロールしようとしてしまっている結果、

 

「もう!何度も言わせないで!」

 

と、言ってしまうのです。

 

何度も言えばいいのです。

繰り返し繰り返し。

時には、言い方や、やり方を変えながら。

自分の伝え方に問題があるのです。

 

私たちにできることは、いつだって、そんなことぐらいです。

 

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⬆︎何度言っても、シャボン玉の液体の方をほしがる晃生と、お友達のひかりちゃん