カウンセラーやコーチは、孤独を感じることを覚悟しておかなくてはならない
NLPトレーナーという仕事をしているので、コーチングやセラピー、カウンセリングをやっている人と出会う機会はよくある。
大雑把に言えば、コーチやカウンセラーが、クライアントと呼んでいる人たちが自立していくことが目標である。
その目標を達成した時、必ずしもあなたは好かれているというわけではない。
セッションの最後の最後で、相手のカンに触ることを言う必要もきっとあるだろう。
「なぜ、あなたにそんなことを言われないといけないのか?」と。
しかし、私たちが気に留めておかなければならないことは、カウンセラーとクライアントが笑顔で握手をしてお別れをするのが良いことばかりではないということである。
あくまで、クライアントが自立していくことだ。一人で立って歩くことが大事なのである。
クライアントに嫌われて落ち込んでいるときは、自分が好かれようとしていたということである。
本当にクライアントの自立のためになると思ったのであれば、あなたは孤独に耐え、あなたの信じることを実行していくしかないのである。
クライアントを気持ちよくさせることだけが、セッションではない。
そこまで長期的に見ることができて、カウンセラーとしての意義があると言えると思う。
そんな覚悟を持って、自分は生きていきたい。